白鵬44度目V王手、相星決戦控え3日連続の沈黙

白鵬(奥)は碧山を上手投げで破る(撮影・前岡正明)

<大相撲春場所>◇14日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

横綱白鵬(35=宮城野)無言の横綱が昨年九州場所以来となる44度目の優勝に王手をかけた。

同じ2敗の碧山との突き合いから、左上手をとって全身を使っての投げが鮮やかに決まった。千秋楽は鶴竜との優勝を決する相星決戦。しかし、この日も取材エリアを無言でスルー。2敗目を喫した12日目から3日連続で、胸の内を明かさず千秋楽を迎える。