鶴竜「いい準備を」開催不透明も夏場所へ基礎運動

鶴竜(2020年1月13日撮影)

大相撲の横綱鶴竜(34=陸奥)が28日、日本相撲協会を通じて談話を発表し、夏場所(5月24日初日、東京・両国国技館)に向けた調整について「今できること、やるべきことを行ってきた。四股、すり足など基礎運動を中心に行っている」と話した。

前日27日に夏場所の新番付が発表され、西の横綱に就いた。3場所連続休場明けとなった3月の春場所では、12勝3敗で優勝次点。夏場所では5場所ぶり7度目の優勝を目指す。

本来28日は力士会が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により取りやめとなった。力士会会長を務める鶴竜も「手洗い、うがい、消毒などを継続して行っている」と感染予防に注力している。2週間延期となった夏場所は開催が不透明な状況だが「常にいい準備をしておくことが大切」と、力強く語った。