炎鵬勝って不満「動き鈍い」1場所ブランク影響か

炎鵬(左)は突き落としで碧山を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲7月場所>◇4日目◇22日◇東京・両国国技館

東前頭6枚目の炎鵬(25=宮城野)が、勝っても納得いかない表情を見せた。西前頭4枚目の碧山(34=春日野)を突き落とし、2勝2敗。土俵際まで攻め込まれたが、前のめりになった相手をひらりとかわして土俵外に追いやった。

身のこなしのいい土俵際だったが、内容に不満の様子。「体がよく反応した。でも、自分の中ではしっくりきてません。立ち合いもその後の動きも鈍いのかなと思います」。

5月の夏場所が中止になり、4カ月ぶりの本場所。思うように動けない要因について「どうですかね。1場所空いたのは、場所に影響しているのかもしれません」と話した。