正代が炎鵬一蹴しV圏内死守、三役初2桁白星も王手

正代(右)はきめ出しで炎鵬を破る(撮影・小沢裕)

<大相撲7月場所>◇12日目◇30日◇東京・両国国技館

関脇正代(28=時津風)が、三役で初の2桁白星に王手をかけた。人気小兵の東前頭6枚目炎鵬を抱え込み、きめ出しで一蹴。「何をされるか分からない相手。足取りとかの意識もあった。考えていた通りに取れたので良かった」と、安堵(あんど)した様子を見せた。

3敗を守って優勝圏内に残った。13日目は横綱白鵬が相手。「昨日に関しては足がついていかなかったが落ち着いていけてると思う」。関脇で2桁白星なら、大関とりに向けて大きな意味を持つことになる。