玉ノ井部屋は秋場所全休 新型コロナ角界の主な動き

玉ノ井部屋の看板(東京都足立区)

日本相撲協会は10日、東京・足立区にある玉ノ井部屋の十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。また同部屋に所属する玉ノ井親方(元大関栃東)と力士全員は秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を全休し、外出禁止とすることも決めた。

◆新型コロナウイルスに関する角界の主な動き◆

▼3月1日 日本相撲協会は臨時理事会を開き、春場所の史上初の無観客開催を決定。

▼同8日 春場所初日。

▼同22日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼4月3日 夏場所と名古屋場所開催の2週間延期を決定。

▼同10日 角界では初となる、三段目力士の勝武士さんの新型コロナウイルス感染が判明。

▼同25日 協会が高田川親方(元関脇安芸乃島)、十両白鷹山ら6人の新型コロナ感染を発表。

▼5月4日 夏場所中止を決定。名古屋場所の会場を東京に変更し「7月場所」として開催する方針を示す。

▼同13日 勝武士さんが新型コロナ感染による多臓器不全で28歳の若さで死去。

▼同18日 協会が、希望する協会員を対象に、新型コロナの感染歴を調べる抗体検査を開始。

▼7月6日 抗体検査の結果、5人から抗体が見つかった。芝田山広報部長はウイルス陽性者なしの見解。

▼同13日 7月場所の開催を正式決定。1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼同19日 7月場所初日。

▼8月2日 感染者がゼロのまま千秋楽を迎える。

▼同8日 協会が二所ノ関部屋付きの松ケ根親方(元前頭玉力道)の新型コロナ感染を発表。

▼同15日 協会が幕下以下の力士1人の新型コロナ感染を発表。

▼同31日 秋場所の開催を決定。7月場所同様に1日あたりの観客数の上限を約2500人に設定。

▼9月6日 協会が幕下以下の力士1人の新型コロナ感染を発表。

▼同10日 協会が新たに玉ノ井部屋の力士18人の新型コロナ感染を発表。