正代、2敗守りトップに並ぶも「まずは勝ち越し」

妙義龍を破り土俵から引き揚げる正代(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇8日目◇20日◇東京・両国国技館

関脇正代(28=時津風)は前頭3枚目妙義龍(33=境川)をいなした際に左足を滑らせたが、立て直して送り出し。

「何とか土俵でさばいて残ることができて良かった」と胸をなで下ろした。貴景勝ら1敗の3人が次々と敗れ、2敗を守った正代もトップに並んだが「それは意識していない」とひょうひょうとしている。大言を口にしない大関候補の筆頭は「まずは勝ち越しです」と力を込めた。