正代 熊本県庁を訪問「元気を届けられてうれしい」

熊本県庁を訪問しくまモンの歓迎を受ける大関正代(中央)。左は蒲島知事(撮影・実藤健一)

大相撲秋場所で熊本出身力士で初となる優勝を飾り、場所後に大関昇進を果たした正代(28=時津風)が9日、熊本県庁を訪問した。

出迎えた蒲島郁夫知事は「天草出身で自分も大ファンだった栃光関以来の大関昇進、おめでとうございます。熊本県は地震、水害、コロナと3つの苦難に直面している。その中で真っ正面から向かう相撲は県民の大きな勇気、希望になっています」。

正代は「県民のみなさんに元気を届けられてうれしく思います。11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)は新大関として存在感を示したいと思います」と意気込みを示した。