霧馬山7連敗止めた「真っすぐ当たっていこうと」

佐田の海(手前)を激しく攻める霧馬山(撮影・鈴木正人)

<大相撲11月場所>◇12日目◇19日◇東京・両国国技館

東前頭筆頭霧馬山(24=陸奥)が連敗を7で止めて2勝目を挙げた。得意の左四つから下手で振りまわし、体を入れ替えて寄り切り。11日目に2桁黒星が決まっていた中での一番だったが「真っすぐ当たっていこうと思っていた。負けても自分の相撲を取りたいと思っていた」と振り返った。

秋場所で痛めた右肩の状態は、まだ完璧じゃない。自己最高位でもがく24歳は「最後まで相撲を取って終わりたい」と力強く語った。