照ノ富士“再”大関とりへ「9番勝って、そこから」

懸賞金の束を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館

大関復帰に挑戦する関脇照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、三役以上で唯一の勝ちっ放しとなった。

直近2連敗中で先場所優勝の小結大栄翔に完勝した。まわしには届かなかったが左手でさがりをつかみ、右で抱えた。離れようとする相手を逃さず寄り倒し「前に出ようと思ったので良かった」とうなずいた。

大関昇進目安の「三役で3場所33勝」まで残り6勝とした。“再”大関とりの意識については「(計33勝となる)9番勝って、そこからその話ができる」と語った。

白鵬が3日目から休場して両横綱が不在となった。三役以上で唯一初日から3連勝とした大関経験者は「盛り上げていきたい」と、今場所の主役に名乗りを上げた。