剣翔が髪抜け流血「擦りむいた感じ。ハゲてしまった」取材中も血止まらず

剣翔(左)を上手投げで破る玉鷲(撮影・江口和貴)

<大相撲夏場所>◇7日目◇15日◇東京・両国国技館

東前頭8枚目の剣翔(29=追手風)が、髪が抜けるほど頭を擦りむいた。

同10枚目の玉鷲に上手投げで敗れた一番。左四つから投げの打ち合いになった際、俵に額をこすり付けるかたちになった。

風呂から上がり、身支度を整えて取材対応する時も額から流血。リモート取材用のモニターで自分の顔を見ると「わー」と言って、画面から離れ、あらためて血をふいたほどだった。

「大丈夫です」と言いつつも「擦りむいた感じ。ハゲてしまった」と症状を口にした。右前頭部から一部頭髪が抜けていた。「また明日から、体は動いているんで、気合入れていきます」と気持ちを切り替えていた。