阿武咲6勝「普段から高めあっている」小学生の頃から何度も対戦の明生下す

明生(手前)を突き落としで破る阿武咲(撮影・鈴木正人)

<大相撲夏場所>◇8日目◇16日◇東京・両国国技館

西前頭5枚目阿武咲(24=阿武松)が、6勝2敗の好成績で後半戦に突入する。

同世代の東前頭2枚目明生(25=立浪)を突き落とし。立ち合いで突き起こされたが、反応よく左に開いた。「終始冷静にいけたので、この冷静さを保ちつつ明日からもいけたら」と振り返った。

明生は1学年上だが、小学生の頃から何度も対戦しているだけに「普段からも高めあっている相手なので、そこら辺は考えますよね」と意識する相手だ。一方で「毎場所当たる相手なので。今場所は今場所で、今日は今日なので明日に向けて切り替えていければ」と白星に一喜一憂はしなかった。