元NHK登坂淳一アナが2度目の相撲実況「若隆景はかまないんで大丈夫」

アベマTVで、2度目の大相撲実況を担当した元NHKの登坂淳一アナウンサー

<大相撲夏場所>◇9日日◇17日◇東京・両国国技館

「麿(まろ)」こと、元NHKの登坂淳一アナウンサー(49)が夏場所6日目に続き、9日目もAbema(アベマ)TVの大相撲LIVEで実況した。

相撲実況は今回が2度目。冒頭、「私、今日が、実況というかですね、大相撲放送を担当するのが2回目でして、ご存じの通り素人同然でございます。ただ、相撲の魅力を少しずつ発見しながらお伝えしたいと思います」と、あらためてカミングアウト。解説を務めた小野川親方(元幕内北太樹)の助けを借りながら、幕内取組を実況した。

謙遜しながら放送を続けた登坂アナだが、そこはNHKで鍛えられた実力派。視聴者からは、ツイッターで「登坂アナは凄いね。やっぱベースの力が違うんだろう。お相撲の実況初挑戦の時はまったく実況になってなかったけど、2回目にして格段の進歩。しかも大人気」「声が上品だし、話し方は落ち着いてるし、メキメキと知識をつけてきていて、技術があるからすぐに場に生かせるし、すごいです!!」と絶賛するコメントが相次いだ。

初回は、取組中にほとんどしゃべらない斬新な実況で新境地を開拓し、今回は相撲用語が少しずつ増えた。

素人がかみがちな「若隆景(わかたかかげ)」については、「若隆景は何回言ってもかまないんで、大丈夫です。言いづらいんですか? 固有名詞は間違えない。これは鉄則でありますんで」とプロの意地を示していた。

大相撲星取表はコチラ―>