高安が朝乃山欠場で勝ち越し決める「リラックスして」再大関とりへ足固め

朝乃山の休場により高安の不戦勝を告げる幕が掲げられる(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館

関脇高安(31=田子ノ浦)は、対戦相手の大関朝乃山が休場したため、不戦勝により勝ち越しを決めた。

相手の休場を知ったのは、この日の稽古後だったという。昨年11月場所の三役復帰から4場所連続の勝ち越しとなった。

先場所は小結で10勝。今場所も10勝以上の白星を重ねて“再”大関とりの足固めとしたい。「(残り3日間は)精神的にリラックスして、メリハリをつけて自分の相撲を取りきりたい」と意気込んだ。