<大相撲夏場所>◇14日目◇22日◇東京・両国国技館
西十両2枚目の宇良(29=木瀬)が、水戸龍を寄り切って11勝目を挙げた。星1つ差で単独トップだった千代ノ皇が敗れ、並んで千秋楽を迎えることになった。
宇良は立ち合いから低い姿勢で攻め抜いた。相手に引かせて、体を寄せながら左を差して寄り切った。「勝ててよかったです。(足が)よく動いてくれたと思います」。両膝を分厚いサポーターで保護しているが、それを感じさせない軽快な動きだった。
すでに17年九州場所以来となる幕内復帰を確実にしている。そこに十両優勝の「華」も添える可能性が高まってきた。ただ宇良は「優勝には縁がないんで、ハイ。いつも(優勝を)言われるが、基本的にはできないと思っている。そこはこだわってないですね」と肩に力は入らない。
まずはけがなく無事に15日間を戦い抜く。「最後の一番、力を出し切れるように頑張りたい」と言った。