横綱白鵬が中日勝ち越し 綱とり照ノ富士も無傷8連勝 正代、高安は五分に

琴恵光(奥)を寄り切りで下した白鵬(中央左)は、勢い余り審判の枝川親方(下)に激しくぶつかる。右は心配そうに見つめる照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲名古屋場所>◇8日目◇11日

進退を懸けて土俵に上がる横綱白鵬が、平幕の琴恵光を寄り切りで下して中日勝ち越しを決めた。立ち合いは右で張って左を差し、右上手を取って万全な体勢を作った。1度、土俵中央で組み止まったが、そこから一気に前に出て、勢いよく寄り切った。自身の記録を更新する、歴代最多の51度目の中日勝ち越しとなった。

綱とりに挑む大関照ノ富士は、平幕の翔猿をはたき込み下して、初日から無傷の8連勝で勝ち越しを決めた。立ち合いから左右に動く翔猿を、冷静に見極めた。2場所連続の中日勝ち越し。3場所連続優勝、そして悲願の綱とりへ1歩進んだ。

大関正代は、北勝富士をすくい投げで下して星を五分に戻した。腰痛で初日から休場し、3日目から途中出場した関脇高安も、御嶽海を寄り切りで下して星を五分に戻した。