<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇18日◇ドルフィンズアリーナ
9年ぶり史上6度目の千秋楽全勝対決となった結びの一番は、横綱白鵬(36=宮城野)の執念が横綱昇進を確実にしている大関照ノ富士(29=伊勢ケ浜)を上回る形で決着がついた。
両者による荒々しい一番後に、協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は、横綱昇進を確実にしている照ノ富士について言及。「大関から横綱に上がった場合」と前置きした上で「大関にはなかったものを(横綱は)求められる。それを踏まえて頑張ってほしい」と期待を寄せた。
取組前には照ノ富士の戦略として「攻め続ける、動き続けることが大事」とポイントを挙げていた。その上で「照ノ富士に(ケガを抱える)膝のスタミナがあるかどうかだろう」とも話していた。読み通りの攻め続ける相撲ではあったが、白鵬の荒々しさに乗ってしまい、バランスを崩しながらの相撲で、図らずも膝から崩れ落ちる黒星だった。3場所連続優勝を目前で逃し、横綱昇進直前の「2場所連続優勝」も逸した。