大相撲九州場所(14日初日、福岡国際センター)が“ご当所”となる熊本県出身の大関正代(30=時津風)が、2度目の優勝への意欲を語った。初日を翌日に控えた13日、報道陣の電話取材に応じた。昨年秋場所(当時関脇)以来の優勝に向けて「大関に上がって優勝していないので、優勝するなら地元という気持ちはある」と意気込んだ。
昨年の11月場所は新型コロナウイルス感染拡大の影響により東京開催で、福岡では19年以来2年ぶりの開催となる。「地元なのでいつもの場所より気合が入るというか、入ってもらわないと困る」。境川九州場所担当部長(元小結両国)ら親方衆が、優勝候補の筆頭に先場所覇者の横綱照ノ富士(29=伊勢ケ浜)を挙げている中、同い年として反骨心も芽生える。「(照ノ富士は)どうしても他の力士よりも意識することは多くあると思う。今度こそは(優勝)という気持ちにはなる」と話した。
初日に向けて同部屋の東前頭13枚目豊山らと稽古を重ね、初日が翌日に迫ったこの日は、福岡県内の部屋で締め込みをつけて最終調整を行った。「体が動くように準備ができた。自分の持ち味が立ち合いから前に出る相撲なので、内容を徹底していけたら」と気持ちを高めた。