日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で大相撲春場所の番付編成会議と臨時理事会を開催し、初場所で3度目の優勝を果たした関脇御嶽海(29=出羽海)の大関昇進を全会一致で承認した。
東京・墨田区の出羽海部屋で昇進伝達式に臨んだ御嶽海は、協会から送られた使者から昇進が決まったことを伝えられ「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さぬよう、感謝の気持ちを大切にし、自分の持ち味を生かし、相撲道にまい進してまいります」との口上を述べた。
☆大関昇進時の口上
◆シンプル四字熟語 一番多いのが「一生懸命」。初代貴ノ花に始まり、北の湖、若三杉(2代目若乃花)、千代の富士や朝潮、霧島、朝青龍らが用いた。武双山は「正々堂々」、栃東は「努力精進」と述べた。
◆難解な四字熟語 変わったのは貴ノ花(貴乃花)の「不撓不屈(ふとうふくつ)」から。若ノ花(3代目若乃花)の「一意専心」、貴ノ浪の「勇往邁進(まいしん)」と続いた。白鵬と日馬富士は「全身全霊」、琴光喜は「力戦奮闘」、琴奨菊は「万里一空」。
◆個性的 病気がちな隆の里は「健康管理に努め…」と独特で、武蔵丸は「日本の心を持って…」、出島は「力のもののふを目指し…」と述べた。鶴竜は「お客さまに喜んでもらえるよう…」と表現。豪栄道は「大和魂を貫いてまいります」と言い、照ノ富士は「さらに上を目指して精進いたします」と、綱とりへの意欲を含ませた。