<大相撲春場所>◇7日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪
人気業師で西前頭筆頭の宇良(29=木瀬)が見せた奇襲に、大阪のファンが沸いた。
関脇阿炎との一番だった。立ち合いは踏み込まずに、右足を1歩引いて後退して相手の意表を突いた。強烈なもろ手突きを逃れて懐に飛び込み、阿炎を引かせたが、上手を取られて投げられた。
相手がまげをつかんでいるのではと物言いがついたが、行司軍配通り阿炎の勝利。宇良は1勝6敗と苦しい星勘定となった。
立ち合いの狙いについては「何も考えてないです。分からないです」と言及しなかったが、阿炎も観客も驚かせた。
自己最高位の今場所は「まだ(中日を)折り返してない時点ですが、長いですね」と苦笑いを浮かべていた。