十両炎鵬は矢後を引き落としで破り白星発進「稽古はやるべきことをしっかりやってきた」

炎鵬(右)は矢後を引き落としで破る(撮影・足立雅史)

<大相撲夏場所>初日◇8日◇東京・両国国技館

人気力士、東十両7枚目の炎鵬(27=宮城野)が、白星発進を決めた。

矢後と対戦。大きな相手に動き回り、左をのぞかせて最後は引き落とした。

「まだまだ詰めだったり、攻めの部分で思うようにいけていない。しっかり詰めていきたい」と反省の言葉を並べるも、表情は明るかった。

先場所は関取になって初の2桁10勝(5敗)をあげた。再入幕への試金石となる場所。「稽古はやるべきことをしっかりやってきた。心と体を整えて、しっかり土俵に上がりたい」と意気込みを語った。