序二段優勝の追手風部屋・日翔志は「出場扱い」 遠藤コロナ判明前に取組終了、休場措置適用外に

日翔志(右)は林虎を寄り切りで破り序二段優勝を決める(撮影・和賀正仁)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇22日◇ドルフィンズアリーナ

追手風部屋の東序二段62枚目日翔志(24)が、午前中に行われた取組に出場し、7戦全勝優勝を果たした。

その後、日本相撲協会は、同部屋の平幕の遠藤が新型コロナウイルスに感染し、この日から同部屋の力士らが休場することを発表した。日翔志について、協会は「部屋の中で新型コロナ感染が判明した時点で同部屋の力士は濃厚接触の疑いがあるということで休場になる。その感染判明までに相撲を取った力士は出場の扱い」と説明。遠藤の感染が判明するまでに相撲を取った日翔志は出場扱いとなった。