<大相撲秋場所>◇3日目◇13日◇東京・両国国技館
新十両の栃武蔵(23=春日野)が、豪ノ山(24=武隈)との「中央大同期生」対決を制して、初日から3連勝を飾った。
「幕下では自分の分が悪かった。立ち負けていたので、思い切り当たっていこうと思った」。仕切り線から少し下がり、思い切り体をぶつけていった。「思い切り当たって押し込んでいこうと。思ったより当たれて、左手が(まわしに)かかってくれた」。左上手をつかむと投げを打ち続け、最後は上手投げで勝利した。
「普段は仲いいんですが、今日は絶対に勝ちたかった」と言う。大学では2年時に栃武蔵が学生横綱も、大相撲では新十両昇進で1場所後れを取っていた。新十両の昇進会見でも、ライバル心をむき出しに「悔しかった。自分もと頑張ってきました」と話している。
勢いづく3連勝だが、「内容はあまりよくない。満足せず、集中して頑張っていきたい」と気の緩みはない。豪ノ山とは「相撲の話ばかり。どんどん上がっていこうと話してます」と話す一方で、「同期で自分が最初に幕内に上がりたい」。ライバル物語は、これからも続いていく。