170キロ体重差なんの!68キロ白猿が238キロ謙豊下す 物言いの結果、行司軍配差し違え

白猿(左)は寄り倒しで謙豊を破る(撮影・宮地輝)

<大相撲秋場所>◇3日目◇13日◇東京・両国国技館

相撲は体重じゃない!! 約170キロの体重差をものともせず、東序二段60枚目の白猿(17=立浪)が寄り倒しで白星を手にした。

対戦相手の238.8キロの謙豊(33=時津風)、対する白猿は68.9キロ。立ち合いで積極的に攻めて左を差して土俵際まで追い込み、一緒に倒れて土俵外に出た。軍配は謙豊に上がったが物言い。協議の結果、「行司軍配は西方力士を有利とみて上げましたが、体が落ちるのが同体ではないかと物言いがつき、協議の結果、西方力士の足の甲が先にかえっており、行司軍配差し違えで東方が勝ちとします」と、軍配差し違えで白猿が勝った。

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