豊昇龍、高安、阿炎、王鵬が1敗守る 10勝以上で大関復帰を目指す御嶽海は痛い連敗4勝3敗に

大栄翔(左)を突き落としで破る高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲九州場所>◇7日目◇19日◇福岡国際センター

大横綱大鵬の孫、西前頭12枚目の王鵬が2日目から6連勝で1敗を守った。十両の英乃海と対戦し、はたき込みで破った。休場明けの西前頭9枚目阿炎は、力強い相撲で宝富士を突き出し、6勝目をあげた。

悲願の初優勝を目指す東前頭筆頭の高安は、小結大栄翔を突き落とし。関脇豊昇龍は若元春を外掛けで三役以上でただ1人、1敗を死守した。

2桁10勝以上で大関復帰を目指す関脇御嶽海は霧馬山に寄り切られて痛い連敗で、4勝3敗となった。

貴景勝、かど番の正代の両大関はそろって白星をあげた。