関脇高安と隠岐の海が休場 隠岐の海は再出場なければ13年ぶりの十両陥落へ

23年1月12日 琴ノ若(左)は高安を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇6日目◇13日◇東京・両国国技館

日本相撲協会は、6日目から関脇高安(32=田子ノ浦)と、西前頭12枚目の隠岐の海(37=八角)が休場すると発表した。5日目まで、高安は1勝4敗、隠岐の海は全敗だった。

高安は「右脛骨(けいこつ)近位端骨挫傷で約3週間程度の安静加療を要する見込み」との診断書を提出した。診断書によると、前日12日、琴ノ若に敗れた5日目の取組で、右膝が内反し受傷したという。

隠岐の海の診断名は、13日午後1時現在で未発表。再出場や新型コロナウイルスに関連して、番付据え置きなどの措置がなければ、来場所は10年秋場所以来、13年ぶりの十両陥落が決定的となる。