十両湘南乃海、初の幕内土俵で白星「変わらず一番一番集中して」朝乃山らと1差で全勝逸ノ城追う

武将山(左)を寄り切りで破る湘南乃海(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇6日目◇17日◇エディオンアリーナ大阪

西十両3枚目の湘南乃海(24=高田川)が、初の幕内土俵を白星で飾った。

西前頭14枚目の武将山を寄り切り。左を差して前に出続けて快勝し、5勝1敗とした。取組後、初の幕内土俵については「うれしい気持ちと、変わらず一番一番集中して頑張ろうという気持ちがあり、頑張りました」と振り返った。初の懸賞も手にし「ありがたいです」と感謝した。

十両優勝争いでは、全勝で幕内優勝経験者の逸ノ城を、1差で大関経験者の朝乃山らと追う展開となった。実力者の中に割って入っているが「一番一番集中して頑張りたいです」と、気を引き締め直していた。