幕内最軽量117キロの翠富士、自身最多の初日から6連勝 得意の肩すかしに「あ、出た」

遠藤(右)を肩すかしで破る翠富士(撮影・和賀正仁)

<大相撲春場所>◇6日目◇17日◇エディオンアリーナ大阪

幕内最軽量117キロ、西前頭5枚目の翠富士(26=伊勢ケ浜)が、自身の初日からの最多連勝を「6」に伸ばした。

相撲巧者の遠藤との一番。「立ち合いで差し勝ったので中に入って圧力をかけられた」と振り返った通り、右を差し込み左ハズで押し込みながら、最後は得意の肩すかしを決めた。肩すかしは今場所初めて繰り出した。「決まると『あ、出た!』と自分でもなりますね」と笑顔で語った。

同部屋の同い年で初日から白星街道を競ってきた錦富士が先に初黒星を喫した。「2人とも星の数が合うことが多いんで。負けそうかなと思ったけど、勝ててよかったです」。

7日目は同じ6戦全勝の高安との取組が組まれた。「明日、頑張ります」と気合を入れた。