鶴竜親方も逸ノ城惜しむ 期待寄せた大器の引退嘆く「もったいない」

22年7月24日、初優勝した逸ノ城(中央)を祝福する元横綱白鵬の間垣親方(左)と元横綱鶴竜の鶴竜親方

大相撲の元関脇逸ノ城の三浦駿さん(たかし、30)の突然の引退発表から一夜明けた5日、同じモンゴル出身の元横綱鶴竜の鶴竜親方も、「残念ですよ」と惜しんだ。

過去の対戦成績は13勝3敗と大きく勝ち越しているが、初顔合わせの14年秋場所でははたき込みで金星を配給。「変化はないと思っていたのが甘かった。あの経験が対戦相手のあらゆる可能性を探ることにつながった」。期待を寄せていた大器がわずか10年ほどで力士人生を終え「もったいない」と嘆いた。