遠藤が7日目から休場「両膝関節捻挫」診断書を提出 追手風親方は再出場の可能性「難しいかな」

遠藤(右)をはたき込みで破った貴景勝(2023年5月17日撮影)

<大相撲夏場所>◇7日目◇20日◇東京・両国国技館

西前頭2枚目の遠藤(32=追手風)が、日本相撲協会に「両膝関節捻挫で3週間の安静加療要す」との診断書を提出し、7日目から休場した。遠藤は6日目まで全敗で、1勝もできていなかった。先場所までは2場所連続で勝ち越していた。

師匠の追手風親方(元前頭大翔山)が報道陣の電話取材に応じ「膝を痛めている。診断書がどう出るか分からないが、基本的には両膝。ずっと調子が良くなかった」と、休場の理由を明かした。前日19日夜に、遠藤から申し出があり、休場することになった。

再出場の可能性について同親方は「難しいかなと思う。再出場できるぐらいだったら休まないと思う」と、厳しい見通しだと語った。再出場がなければ、来場所は大幅に番付を下げることになる。