<大相撲夏場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館
現役関取最長身、204センチの東前頭11枚目・北青鵬が優勝争いのキーマンに浮上してきた。
前日に横綱照ノ富士から初金星の明生と対戦。攻め込まれながら、つかんだ右上手だけで残し、最後は上手投げで勝利した。勝ち越しを決めて2敗をキープ。11日目は関脇若元春との対戦が組まれた。
幕内に復帰の大関経験者、東前頭14枚目の朝乃山は平戸海をはたき込み、1敗を守った。
前日初黒星の横綱照ノ富士は、琴ノ若に苦戦しながら寄り切って9勝目をあげた。
大関とりがかかる霧馬山は、若元春との関脇対決を制し、まずは勝ち越しを決めた。
かど番の大関貴景勝は金峰山に敗れ、今場所初の連敗で6勝4敗となった。