時津海ジュニア木竜皇が幕下初優勝「宇良関ぐらい、強くなれるよう頑張りたい」

木竜皇は幕下優勝を決め笑顔を見せる(撮影・小沢裕)

〈大相撲夏場所〉◇13日目◇26日◇東京・両国国技館

幕下は西26枚目の木竜皇(20=立浪)が、幕内経験者の東42枚目・大翔丸(31=追手風)を押し出して初優勝を飾った。

「めちゃくちゃうれしいです。今まで優勝とかしたことなかったので」。

先代時津風親方(元幕内時津海)の長男。先場所は自己最高位、西幕下13枚目で2勝5敗と負け越したが、今場所は修正してきっちり力を示してきた。

幕内の宇良に似ていると言われるという。「豊昇龍関によく言われます。宇良関ぐらい、強くなれるよう頑張りたい」と誓った。