2年連続アマ横綱の大の里が相撲教習所に入所 茨城から始発通い「5時半ですか。頑張ります」

入所式を終えた相撲教習所の看板を指さす大の里

2年連続アマ横綱から、5月の大相撲夏場所で初土俵を踏んだ大の里(22=二所ノ関)が1日、東京・両国国技館にある相撲教習所の入所式に出席した。

教習所では相撲史などの座学、土俵の稽古があり、原則的に新弟子は半年間、本場所中を除いた平日に通うことになる。茨城・阿見町の部屋で暮らす大の里は、朝稽古に間に合わせるには最寄り駅を午前5時31分発の始発電車に乗るのが絶対。そこから通勤列車に揺られることになる。それでも「5時半ですか(苦笑)。でも自分で選んだ道、部屋なので。朝は…、大丈夫です。頑張ります」と、最後は笑い飛ばした。

幕下10枚目格付け出しだった夏場所は6勝1敗。来場所へ「関取が見えてくる場所。とにかく勝ち越し」と力を込めた。