休場の大関貴景勝の途中出場の可能性について、師匠の常盤山親方「ない」と全休する方向示す

貴景勝(2023年5月撮影)

大相撲の大関貴景勝(26)の師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)が7日、報道陣の電話取材に応じ、9日初日を迎える大相撲名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)を初日から休場する貴景勝の状況について説明した。前日夜に話し合って今場所の休場を決めたと言い、途中出場の可能性については「ないです。ない方が可能性が高いです」と全休する方向と述べた。

貴景勝はこの日、「両膝半月板損傷で約3週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出。初日、2日目の割に入らなかった。電話取材に応じた常盤山親方は「稽古を見ていても1番も相撲を取る稽古をしていなかった。治療終わりの昨日の夜に『今場所は相撲取れないだろ』と言ったら、貴景勝が『はい、そうですね』と言った」と休場に至った一連の経緯を説明。その上で「ぶっつけ本番で相撲を取れるほど甘くない。(話し合った時は)顔つき的には穏やかで、ちょっと残念そうだった」と明かした。

貴景勝の休場は3月の春場所以来10度目で、このまま再出場せずに負け越しとなれば9月の秋場所は自身7度目のかど番として臨むことになる。常盤山親方は「新しい治療も行っていく。本人にしか分かりませんが、先場所より多少は良くなっていると思う」と私見を述べた上で、「1場所完全に休んで元の近い状態に戻って、来場所、お客さんの前で貴景勝らしい相撲が取れるようにしたい」と話していた。【平山連】