大関とりの関脇若元春が翠富士をはたき込みで下して3勝目

翠富士(左)をはたき込みで破る若元春(撮影・河田真司)

<大相撲名古屋場所>◇4日目◇12日◇ドルフィンズアリーナ

三役で2場所連続2桁勝利を挙げて初の大関とりに挑む関脇若元春(29=荒汐)が3勝目を挙げた。翠富士(伊勢ケ浜)と対戦し、はたき込みで勝利した。

初日に御嶽海、2日目に翔猿と2連勝。3日目に大関経験者の正代に敗れて初黒星を喫し「右を差されないようにいったが、体の隙間がなくなって受けるような形になった。幕内上位は力が拮抗(きっこう)している。(勝敗は)すべて紙一重なんで」と振り返っていた。

昨年初場所で新入幕を果たしてから今場所が幕内10場所目。安定感が際立つ。負け越したのは同名古屋場所(東前頭4枚目、6勝9敗)の1度だけ。弟の若隆景を追いかけながら、いつの間にか「大関候補」の立場は逆転した。

場所前には、大関とりについて「(意識は)全くですね。何年か前まで幕下をうろうろしていた。今の関脇にいることが夢のよう。上の地位を意識することはないし、意識しないという意識を変えないようにしている」。“無意識”を武器に大関の座を狙う。

【大相撲】名古屋場所 取組予定と結果速報