関取衆最小兵166cm輝鵬、天空海の浴びせ倒しで左足親指痛め車いすで診療所&風呂場に向かう

輝鵬(下)は天空海に浴びせ倒しで敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇11日目◇19日◇ドルフィンズアリーナ

勝ち越しに王手をかけていた新十両の輝鵬(24=宮城野)が、天空海に敗れ、左足親指を痛めて車いすで引き揚げた。身長、体重ともに関取衆最小兵の166センチ、110キロ。身長で18センチ、体重で61キロ大きい相手に、浴びせ倒しで体重をかけられた際に痛めた。

土俵下からは、車いすで支度部屋に隣接する診療所へ運ばれ、診察後も車いすのまま風呂場へと向かった。その後は、付け人の肩を借りて支度部屋に戻って着替えたが、その間、何度も顔をしかめて患部をさすっていた。報道陣には対応せずに引き揚げた。前日10日目は、187キロの大奄美をつる怪力ぶりを披露し、館内を大いに沸かせていた。7勝4敗となり、残り4日間で1勝すれば勝ち越しとなる。

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