大相撲の横綱照ノ富士(31=伊勢ケ浜)が、ネクスト横綱が生まれる日が訪れるのを切望した。
3日、茨城・龍ケ崎市のニューライフアリーナ龍ケ崎(たつのこアリーナ)で行われた夏巡業に参加。7月の名古屋場所を途中休場する原因となった腰痛については「まだまだ。動かすと」と話した。巡業先で横綱の姿を楽しみに待つファンのために土俵入りなど務めを全うしている一人横綱。「誰か早く上がってきてくれたら」と期待した。
相撲を取ることはなかったが、公開稽古では稽古用の白まわしで登場。関取衆の申し合いを目で追いかけながら、土俵周りで弟弟子の翠富士と一緒に腕立て伏せに没頭。「本当は500回やろうと思っていたけど、400回で疲れちゃった」と話し、巡業中は鍛える部位を日によって変えながら筋トレに打ち込んでいるとした。また、ぶつかり稽古では新大関豊昇龍に胸を出して会場を盛り上げた。「(昇進の)お祝いというより、体が動かしたかったから」。今の自分に必要なことを考えて稽古に励んでいた。
名古屋場所後には生まれ故郷のモンゴルに3日間戻り、日本で結婚式を挙げた際に参列できなかった家族や友人らを招いて結婚式を行った。参列者から「体は大丈夫?」と心配する言葉をもらったと言い、「休場が多いからね。俺だって本当は休場したくないよ。でもしょうがない」と本音がポロリ。2場所連続で新大関が誕生するなど盛り上がる中で、自身に続けとばかりに番付の頂点に駆け上がる力士が出る日を待ち望んでいた。【平山連】