新大関豊昇龍が母校・日体大柏高での祝賀会へ「まだ1つ番付は上がある」横綱への意欲に大拍手

母校日体大柏高の「名古屋場所初優勝および大関昇進祝賀会」に出席し、右から柏市の太田市長、日体大の松浪理事長らととともに、笑顔で鏡開きを行った豊昇龍(左から2人目)

新大関の豊昇龍(24=立浪)が4日、千葉・柏市で母校の日体大柏高による「名古屋場所初優勝および大関昇進祝賀会」に出席した。

モンゴルから同校への留学で初来日。在学中の3年間を過ごした柏市は「日本のふるさと」だという。壇上では集まった約200人を前に「大関で終わるわけではなく、まだ1つ番付は上がある」と横綱への意欲を示し、大きな拍手を浴びた。

師匠の立浪親方(元小結旭豊)も「本人もてっぺんを目指す、といつも言っている。今一番近いのが豊昇龍」と太鼓判。この日は出稽古に来た関脇若元春らと申し合いを行い調整も順調。表情も和らいでいた。