新十両の天照鵬、塚原を押し倒して十両初白星「うれしいし、ホッとした」と喜び

天照鵬(右)は押し倒しで塚原を破る(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇1日目◇10日◇東京・両国国技館

新十両の西14枚目の天照鵬(21=宮城野)が、東幕下筆頭の塚原(春日野)を押し倒して十両初白星を挙げた。2度目の立ち合いから塚原に右を差されたが、強烈な左のおっつけで前に出て勝負を決めた。突き・押し得意の相手が「まさか差してくるとは思わなかった」と驚きつつも、体はしっかり動いて「良い反応からおっつけが生きた。それなりの稽古はしてきたので自信はあった。うれしいし、ホッとした」と振り返った。

所属する宮城野部屋付きの間垣親方(元前頭石浦)からの「勝っても、負けても自分が納得するような相撲を」などと助言を送られた。信頼する兄弟子からの助言を元にこの日の取組に自己採点をつけるとしたらと問われて「90点」と高評価。残りの10点は立ち合いが2度目で成立した点だと指摘し、「ビビらずにいきたい」と話した。

弟弟子の伯桜鵬が左肩手術の影響で今場所を休場。長期の離脱が予想される弟弟子を気遣う。伯桜鵬の活躍から大きな活力を受け取っていただけに、今度は自分がとの気持ちは強い。「(伯桜鵬が休場している間に)幕内に行って、良い手本になりたい」。新十両場所で勝ち越し、さらに優勝を目指して15日間を戦い抜く。【平山連】