先場所優勝同点の熱海富士が充実の調整で九州場所へ「いつも通り良い感じできている」と手ごたえ

伊勢ケ浜部屋での稽古に参加した熱海富士(右)(撮影・平山連)

大相撲秋場所で優勝同点の西前頭8枚目の熱海富士(21=伊勢ケ浜)が、充実の調整で九州場所(12日初日、福岡国際センター)に挑む。9日、福岡・太宰府市の伊勢ケ浜部屋で稽古。本場所初日に向けて「いつも通り良い感じできている」と手応えを口にした。

「巡業に出ていた分、番数はできていないですけど」と振り返る表情からは、トレードマークの笑顔が自然とこぼれた。「いろんな人とできた」という普段の稽古場とは違う環境で大きな刺激を受けたことも明かした。福岡入りした後は同部屋の関取衆らと相撲を取りながらコンディションを上げてきた。普段より番数は少ないが、「一番、一番濃いんで」と、考えて取る相撲で満足した調整が詰めている様子だった。

21歳のホープは幕内2場所目の先場所で大躍進。貴景勝に優勝決定戦で敗れて初土俵から所要18場所という史上最速優勝はならなかったが、11勝4敗という好成績を収めて敢闘賞を獲得。東15枚目から番付を7枚上げて西8枚目に座る。新入幕だった1年前の九州場所では4勝11敗と苦い経験をしたが、先場所の勢いそのままに、幕内3場所目も大勝ちなるか。