十両・大の里が取り直しの末に大翔鵬を押し出して2連勝 相手に何もさせず一直線

大相撲九州場所 2日目 大の里(左)は大翔鵬を押し出しで破る(撮影・冨田成美)=2023年11月13日、福岡投げ国際センター

<大相撲九州場所>◇2日目◇13日◇福岡国際センター

日体大で2年連続アマチュア横綱、新十両の先場所は12勝した、東十両5枚目の大の里(23=二所ノ関)が、同体取り直しの末に2連勝を飾った。取り直しの一番は、大翔鵬に1度突っかけられ、2度目で立つと一直線。一瞬、右四つに組み止めかけたが、勢いではじき飛ばし、相手に何もさせず、そのまま一気に押し出した。

最初の一番は、立ち合いで押し込めず、苦しい体勢で終始押し込まれた。右四つから1度は離れていなしたが、大の里はバランスを崩していたため、勢いよく突っ込んできた相手をかわせず、土俵下まで押し出され、行司軍配は相手に挙がった。ただ、勢いよく押し出した分、大翔鵬は前のめりとなり、大の里が土俵を割るのと同時に両手をついていたため、長い協議の末に同体とみなされた。内容では圧倒されていたが、相手の勝ち急ぎで巡ってきた取り直しの一番をものにした。