現役時代の同世代ライバルも17日に60歳で亡くなった錣山親方との別れを惜しんだ。八角理事長(元横綱北勝海)は「突然の訃報に接し、ただただ驚いております。『花のサンパチ組』として出世を競い合ってきました。回転の良い突っ張りからの真っ向勝負で、何度か苦杯をなめたこともありました」と、コメントした。錣山親方とは同じ昭和38年(1963年)生まれ。他に横綱双羽黒、大関小錦ら人気、実力を兼ね備えた力士が多かった。その中で体重110キロほどの細身ながら、北勝海には通算6勝19敗と食い下がった。実力を認めるコメントは敬意の証し。18日は部屋に弔問に訪れた。
昭和37年生まれの芝田山広報部長(元横綱大乃国)も、故人への敬意を隠さなかった。弔問後に「鋭い当たりからの突っ張り。昔の映像が目に浮かぶ。彼は2月生まれだから同学年。非常に早すぎる。残念」と、唇をかんだ。通算対戦成績は寺尾の6勝12敗だった。