大相撲の冬巡業は20日、兵庫・尼崎市のベイコム総合体育館で開催された。
朝稽古では今年秋場所、九州場所と2場所連続で優勝争いに絡んだ幕内・熱海富士(21=伊勢ケ浜)が、前日の大阪・羽曳野に続いて大関霧島(27=陸奥)から三番稽古の相手に指名された。
前日4番でこの日は6番胸を借りて、2勝4敗だった。四つに組み止めて寄り切ると、大関が悔しがって声をあげる場面もあった。さらなる飛躍が期待される24年。その始まりとなる初場所(来年1月14日初日、東京・両国国技館)に向けて、いい稽古を積み重ねているように見られる。
九州場所で優勝を争った霧島から実力を認められているからとも言えるが、熱海富士は「どうですかね。『いい稽古』と自分で言えば簡単なんで」と現状に満足はしない。冬巡業はあと24日の栃木市を残すのみだが、「また指名していただけるように頑張りたい」と意欲をみなぎらせた。