大相撲元小結千代大龍の明月院秀政さん(35)が格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)の11大会に出場することが5日、分かった。大会CEO朝倉未来のYouTubeチャンネルでオーディションの様子が公開され、ヘビー級の審査時に登場して見事に本戦への出場を勝ち取った。
自己紹介で明月院さんは「少し相撲をやってまして、恥ずかしながら最高位は小結までしか上がれなかったんですけど」と謙遜しながら、「横綱や大関にも10回ずつぐらい勝って。まあちょっと出てみようかな思って応募したところです」と経緯を説明。主催者側もそのポテンシャルに興味津々で大相撲でのキャリアについて深掘りされると、「幕内という一番上のところで約60場所、10年くらい張ってましたね」とドヤ顔で答えて驚愕(きょうがく)させた。
さらに、「相撲というのは全スポーツで一番最強と言われているんですよ。みんな知っていると思うんですけど、路上のけんかって相撲が一番強いんですよ」と力説。これには朝倉からも「刃牙の作者も相撲がけんかなら一番最強と言っているんですけど、1分において」「こんだけの実績を持たれているんで、相当強いんじゃないかな」とうならせた。
対戦相手に指名された総合格闘技元パンクラスのライト級1位の金田一孝介は「相撲が一番最強というのは俺は違うと思うから」と真っ向から否定。では最強はどの競技かとの問いには「MMAだと思いますね。MMAが一番じゃなきゃいけない」と訴えた。96キロ対160キロと体重差では約70キロ重い明月院さんとの対戦にも全くうろたえる様子は見せず、「触れるのかな。一瞬の衝突は強いと思うんですけど、あれ(相撲)はお互いがせーのでぶつかり合う前提だから。外したり、ずらしたりする立ち技の格闘技では通用しないと思いますよ」とあおった。
明月院さんは最後に「僕が選んだことを後悔しますよ。とことん金田一君練習をして、汗をかいて、僕のことを殴りに来て下さい」と不敵な笑みを浮かべる余裕ぶりを見せた。
11大会は2月18日に東京ドームシティプリズムホール内で行われる。