朝乃山が初日から4連勝 2連敗中で現役最長身204センチの北青鵬を撃破

朝乃山(2023年11月26日撮影)

<大相撲初場所>◇4日目◇17日◇東京・両国国技館

大関経験者で西前頭7枚目の朝乃山(29=高砂)が、初日から4連勝を飾った。過去1勝2敗、返り入幕後の最近2度の対戦で連敗している、東前頭8枚目の北青鵬を破った。取組前の時点で、すでに平幕の全勝は新入幕の島津海と2人しかいなかったが、島津海が敗れたため、この日も無敗を守った朝乃山が、平幕唯一の無敗となった。場所前に目標として掲げていた、2桁白星にまた1歩近づいた。

現役最長身204センチの北青鵬には、十両での初顔合わせこそ勝ったが、その後は幕内で2連敗し、今回が3場所ぶりの顔合わせだった。初めて敗れた昨年夏場所では、204センチの大きな体から、意表を突く立ち合い変化で主導権を握られて敗れた。優勝争いの先頭から後れを取り、V逸へとつながる悪い流れに引き込まれた。その残像があったのか、昨年名古屋場所では真っ向勝負の右四つで寄り切られた。ほんろうされた格好で、朝乃山は苦手意識があることを認めていた。

この日の朝稽古後も「イメージトレーニングはしたけど、イメージトレーニングは得意じゃないので」と、具体的な204センチ対策にまで考えが至らなかったと打ち明けた。それでも「やるしかない」と、この一番にかける決意をにじませていた。序盤戦のヤマを越え、5日目西前頭8枚目の平戸海戦。学年は自身の方が7つ上だが、同じ16年春場所初土俵の同期と、序盤戦無敗をかけて胸を合わせる。

【大相撲初場所全取組結果】はこちら>>