50年ぶりに「琴桜」のアナウンスが響いた。大相撲の夏場所(12日初日、東京・両国国技館)に向けた横綱審議委員会(横審)による稽古総見が2日、同所で行われ、大関2場所目で琴ノ若改め琴桜(26=佐渡ケ嶽)は大関陣との申し合いに参加した。
貴景勝、豊昇龍、霧島との4大関との申し合いでは最初に登場。祖父の先代佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)以来、50年ぶりに琴桜のしこ名が復活した。アナウンスが流れると「自分でもびっくり。忘れてました」と照れ笑いを浮かべた。まだ両国国技館の電光掲示板も「琴ノ若」のまま。「まだ(番付発表で改名して)2日目なんで」と慣れない様子だった。
大関陣との申し合いでは、いきなり貴景勝と豊昇龍に連勝。大の里ら三役力士を含めて7勝4敗と好調を維持している。「しっかり攻めを意識してやれた。ここからしっかり仕上げていく」と琴桜デビューの夏場所に向けて万全の調整を図っていく。