大関霧島休場に師匠の音羽山親方「腐るも立ち上がるもすべて本人次第」頸椎症神経根症で陥落濃厚

霧島(2024年5月16日撮影)

日本協会は18日、大相撲の西大関霧島(28=音羽山)が「頸椎(けいつい)症神経根症で約2週間の加療を要する」との診断書を提出し、夏場所7日目から休場すると発表した。

師匠の音羽山親方(38=元横綱鶴竜)は再出場はしない意向を示した。今場所は2度目のかど番で、6日目まで1勝5敗。負け越せば6場所在位した大関から関脇に陥落することとなる。

同親方は前日17日の夜に、本人が「やっぱりダメですね。自分の相撲がとれない」と休場の意思を告げてきたことを明かした。3月の春場所前の稽古中に首をひねり、その影響もあって5勝10敗と負け越し。今場所の相撲に関しても「昨日負けたら、正直無理だと思っていた。良くなったと思ったら痛くなる。本人は大丈夫と言っているけれど、負けたら自信をなくし心が折れる。昨日も当たれていないし、動きも鈍いし、体が硬いし、まわしをとりにいっちゃっている」と分析した。

7月の名古屋場所で10勝すれば、1場所で大関に復帰できる。「腐るも、立ち上がるもすべて本人次第。本人はそんなことは思っていないと思うけれど、大関に上がって優勝したからもういいやと思ったら厳しい。ここから立て直すのは簡単ではない。本人が覚悟を決めていかないと。気づかせてあげるのいも親方の仕事だと思う」と厳しい言葉で奮起を期待した。

霧島の休場は新大関だった昨年名古屋場所以来で5度目。7日目の対戦相手の翔猿は不戦勝となる。【鎌田直秀】