若隆景が阿武剋とともに1敗をキープ 十両V&幕内復帰に前進も「一番一番積み重ねていく」

若隆景(右)は紫雷を上手出し投げで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇13日目◇24日◇両国国技館

西十両6枚目の若隆景(29=荒汐)が東十両10枚目の紫雷(32=木瀬)を上手出し投げで破り、1敗をキープした。遠藤(33=追手風)との1敗対決を制した新十両の阿武剋(24=阿武松)とともに優勝争いのトップで並んだ。

相手に右を差されても慌てない。じっくりと左上手を取ると、抜群のタイミングで上手出し投げを繰り出した。12勝目で1敗をキープ。阿武剋とともに優勝争いのトップを守った。「あと2日ある。明日に向けて気持ちを作っていきたい」と取組後に笑顔はなかった。

十両優勝だけでなく、昨年夏場所以来の幕内復帰も見えてきたが、先のことは考えない。関脇だった昨年春場所に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大けがを負って、幕下まで陥落。だからこそ「1番1番、自分の相撲を取るだけ。1番1番積み重ねていく。目の前の1番に集中していきたい」とどこまでも冷静に言った。

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