八角理事長「最初から上位と当たっての2ケタだから立派ですよ」大の里を絶賛

大の里は宇良(右)を押し出しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇13日目◇24日◇東京・両国国技館

新三役の小結大の里(23=二所ノ関)が新入幕から3場所連続、関取になってからは全5場所となる2ケタ勝利をマークした。くせ者で初顔合わせの宇良(31=木瀬)を相手にしても、ちゅうちょすることなく立ち合いから全力でぶちかまし、たまらず圧力負けした宇良が横向きになると、休まずに押し出した。

相手が相手だけに、立ち合いで迷いが出ても致し方ないところ。そこを迷わずに立った。報道対応した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)も、そこを評価。「警戒せずに圧倒した。初顔だから、なかなか(迷わず)ああは出られない。思い切りがある。一発で弾いちゃったね」と精神面の充実ぶりをほめた。2ケタ勝利には「立派ですよ。最初から上位と当たっての2ケタだから、本当に力があるということ」。さらに、お褒めのことは続き「ようやく勝っている感じではない。いい相撲を取って安定している」とし、さらなる上位を目指してほしいという期待から「優勝争いをしていると、自然と上の番付は見えてくる。こういう前に出て、いい相撲を取ることだ」と続けた。