<大相撲秋場所>◇2日目◇9日◇東京・両国国技館
「鉄人」が、ついに歴代1位の大記録に並んだ。現役関取最年長で東前頭10枚目の玉鷲(39=片男波)が、初土俵からの通算連続出場を、元関脇青葉城に並ぶ歴代1位の1630回に伸ばした。04年初場所の前相撲で初土俵を踏み、翌春場所で番付に初めてしこ名が載ってから20年半。休まず出場し続けて打ち立てた金字塔に、土俵入りから万雷の拍手で迎えられた。前頭佐田の海にはたき込まれ、初日から2連敗となったが、11月には40歳になる今も全力で戦い続けている。
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弟弟子にあたる十両玉正鳳(31=片男波)が、玉鷲を祝福した。史上1位の記録に並んだ兄弟子について「すごい」と感嘆。「(自分は)まだまだという気持ちにさせられる。39歳でも若い相撲。(若い衆にも)良い影響を与えている」と実感を込めた。
自身は、所属部屋が何度も閉鎖された苦労人。20年7月に、現在の所属先である片男波部屋に移籍した。同じモンゴル出身で義兄(実姉の夫)でもある玉鷲と同部屋になり、成績が安定。番付を上げてきた。
玉鷲とは数え切れないほど食事をともにしてきた。「力士にとって、食事は大事。お姉さんも、玉鷲関も、何が良いのか分かっている。パワーを回復させている」と笑顔。この日は玉正鳳自身も今場所初勝利。兄弟子の快挙を、白星で前祝いした。