<大相撲秋場所>◇4日目◇11日◇東京・両国国技館
関脇大の里(24=二所ノ関)が「ちょんまげ大関」への現実味を高めた。
突き押し相撲の小結大栄翔に立ち合い、1歩も引かずに圧力をかけた。左からおっつけ、右を差し込みながら前に出続けて押し出した。
大栄翔に4連勝も、過去はすべてはたき込みと攻められての引き技だった。前に攻めながらの圧勝が、成長の証しだった。
これで初日から4連勝とした。序盤で星を落とすことも多かったが、初日から6連勝した今年春場所以来の連勝。「(場所の)入りが大事」と話していたが、最高の序盤戦となった。
恵まれた体を生かした前に出る圧力に、精神的な落ち着きも備わってきた。大関昇進の目安は三役で直前3場所の合計33章。12勝→9勝の大の里は12勝が必要な星勘定。数字だけでいえばあと8勝だが、大の里は目の前の相撲だけに集中していく。